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衆議院法務委員会で参考人として意見陳述しました(5月13日)

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裁判員法の改正について、衆議院法務委員会で参考人として意見陳述しました。

裁判員ネットの活動を中心に、市民の視点から見た裁判員制度の現状と課題について話しました。

守秘義務の緩和などによって裁判員の経験を共有できるようにすること、裁判員の心理的負担に配慮すること、市民の視点から裁判員制度を検証する体制をつくることを求めました。今回の改正は制度の見直しを定めた裁判員法附則9条によるものですが、今後も継続して市民の視点から見直しを行うべきだという意見を述べました。

その後、5月15日の衆議院法務委員会で、附則9条に代わる見直し規定を盛り込む修正案が可決され、、裁判員経験者等の国民の視点から制度の見直しを行うこと、守秘義務を含めて法務委員会で論点になった事項について引き続き見直しを検討することが全会一致で付帯決議されました。5月19日には、衆議院本会議を通過しました。

市民の視点から裁判員制度を検証する活動を積み重ねてきた中で、裁判員法改正について、立法府で発言の機会をいただいたことに大変感謝しております。引き続き参議院での議論にも注目していきたいと思います。

【動画】衆議院インターネット審議中継(2015年5月13日法務委員会)

【資料】市民の視点から見た裁判員制度の現状と課題(大城聡)