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NHK「裁判員制度7年で集会」(5月21日)

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NHKで裁判員制度フォーラムを取り上げていただきました。

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21日でスタートから7年になる裁判員制度の課題を考える集会が東京で開かれ、裁判員たちの判決が2審で取り消される割合が増えていることについて、裁判員の経験者から「取り消した理由を裁判員に知らせる仕組みを作ってほしい」という意見が出ました。
集会は、裁判員裁判を傍聴している市民グループ「裁判員ネット」が東京・千代田区で開き、裁判員の経験者や学生などが意見を交わしました。
このなかで、裁判員たちの判決が2審で取り消される割合が当初の1%未満から7%近くになるなど判断が覆っている状況について話し合われ、集会の参加者からは「市民の判断力を信用して始まった制度なのに納得できない」という意見が出ました。
一方、裁判員の経験者の男性は「裁判員の判断に間違いがあった場合を考えると、2審で判決が覆されてもいいのではないか」と述べました。
また、別の裁判員経験者の女性は「きちんとした理由があれば納得できる」としたうえで、「今の制度では2審の判決の内容は裁判員を務めた市民に知らされないので、何らかの仕組みを作ってほしい」と訴えました。
「裁判員ネット」の代表の大城聡弁護士は「裁判員の経験者やこれから経験する人が意見を出し合う場を今後も設け、制度の改善につなげていきたい」と話していました。

 

NHKニュース

NHKホームページより